樫野倶楽部の先輩カップル実例Partyreport
【観月邸 梨宮】おふたりの「宝物」3年後へのメッセージ
新郎様の香川県出身、新婦様は愛媛県出身。
徳島県で知り合ったおふたりの結婚式が、徳島県の樫野倶楽部で行われました。家族でリラックスしながらゆっくり過ごしたいと選んでくださったのが、樫野倶楽部の観月邸「梨宮」の会場。
ご親族様のみでの挙式披露宴を開催いたしました。おふたりの人柄あふれる、あたたかで和やかな少人数婚をご紹介いたします。
ウエルカムスペースには、おふたりの大切な「宝物」をたくさん飾りました。
その中でも、特に印象的だったのは「壊れて動かない懐中時計」。子どもの頃に、祖父に欲しいとねだった懐中時計。
「まだ使うから、大人になったらあげるね」と約束してくれたもの。
新婦様がずっと大切にされているものです。新郎様は誠実で心のきれいな方。
ご実家は水引を製造されています。
新婦様は可愛さと大人っぽさが共存する素敵な方。
とってもお似合いのご夫婦。お二人と初めてお会いした際、たくさんのお話しを聞かせていただきました。
親御様のこと、おじい様とおばあ様のこと、ごきょうだいのこと。今までお世話になった人のこと。
そして、おふたりが出会ってからのこと。おふたりの美しい心に触れて、聞いている私たちも心があたたかくなった事を覚えています。
一生に一度の晴れ姿を一番最初に見て頂くのは親御様…というおふたりのご希望で、挙式前にチャペルでファミリーミートを行いました。
ご自身の親御様に一言だけ、気持ちを込めたご挨拶。
今までありがとう、と伝えました。挙式はキリスト教式で厳かに。
最初は緊張した面持ちでしたが、フラワーシャワーでゲストからあたたかい祝福をうけた瞬間に、ふたりのお顔もほっとほころびました。続いて、披露宴会場へ。
披露宴会場の装花には水引きのあしらい。
新郎様のご実家で作られた水引きをたっぷり使用して、記念の日の装花に輝きを添えていただきました。乾杯の発声は新婦いとこのお子様たちに。
かわいらしいご挨拶で和やかにスタートしたお食事会。
親族婚ならではのあたたかい雰囲気です。披露宴の中では、それぞれのご親族様を司会者から丁寧にご紹介させていただきました。
体調のこともあり、お越しになられなかった愛媛のおばあ様をご紹介のあと、
宝物の懐中時計が新婦様の手に渡るまでのエピソードを、おばあ様からのお手紙で披露いただきました。オリジナルのウエディングケーキへの入刀のあとは、両家の親御様にお手本バイトを見せていただきました。
そのあとはもちろん、新郎新婦様のファーストバイトも。両家のご家族が揃った様子に賑わい、ゲストの皆様にもたくさん写真を撮っていただきました。
お色直し後の入場はお庭から。
ご親戚のお子様たちにもしっかり楽しんでいただきたく、チャイルドサービスの演出を行いました。
プレゼントをもらって嬉しそうな子どもたちと、祝福をうけて嬉しそうな新郎新婦様がとても印象的なシーンでした。パーティーのメインイベントは、気持ちのこもったジェンガ演出。
ゲストの皆様から3年後の新郎新婦様に向けてメッセージを書いていただき、ゲストの皆様のテーブルを回って歓談を楽しみながら、ジェンガを宝箱に集めていきました。最後は新郎新婦様も…。
3年後のお相手にあてたそれぞれのお手紙を、箱に入れて大切にカギを閉めました。大切な結婚式の日。
そして、3年後にこの宝箱を開ける楽しみ。またひとつ、おふたりの宝物が増えました。
披露宴の結びには、新婦様より親御様へのお手紙朗読。
親御様も、新婦様も、そしてゲストの皆様も。想いが溢れて涙がこぼれてしまいました。おふたりの何よりの宝物は、今まで大切に育ててくれて、ずっと近くで応援してくれていた、ご親族様や親御様だったのではないかと思います。
素敵な結婚式を樫野倶楽部でお手伝いさせていただけて、とても嬉しく思います。
末永く、お幸せに。