樫野倶楽部のスタッフブログBlog
2018/05/26
テーマは記憶
初めてお二人にお会いした日。
とにかくお二人からお話を、お伺いします。
出会うまでの人生・出会ってからの人生、お二人に共通したコトは
鮮明の記憶がある事。
そして、その記憶が現在に影響している事。
会場は、爽やかなブルーを、基本にイエローグリーンを使用。
新郎様は、幼少の頃、親御様にキャンプに連れていってもらっていました。
だから、青空が好き。新婦も青が好き。
メインカラーは青。
新郎の弟様が描いたウエルカムボード(凄いと評判)
イーゼルは、お父様が若いころ使っていたカメラの三脚(お父様は発見され嬉しそうでした)
ウエデイングケーキには、1・2・3のキャンドル。
出会って3年・入籍日12月3日・新郎様誕生日12月13日。
だから1・2・3.。
お打合せの後半。
新郎様が、実は・・・と、お話し始めました。
友人が、5年前からずっと喧嘩を、しているんです。
新郎は、お二人に二人ともが、ご自身にとって大切な人だという事の
手紙を、読みました。
文面には、仲直りしてほしいという内容はありませんでした。
友人は、ずっと涙。
この握手で、お二人に新郎様の気持ちは通じた事と思います。
新婦の父が、生涯一度だけ子供の頃、お母様が病気の時に握って下さったおにぎり。
固かったけど嬉しかったのを、覚えているんです。
今日は、お父様に新婦がおにぎりを握ります。
覚えているかな~?
覚えてらっしゃいました。
お父様、涙を、堪えられたそうです。(お父様の記憶に残りますように)
新婦の母は、新婦が入場の際、ベールダウンを、しながら
しあわせになるのよ・・と、言葉を、おくりました。
花束贈呈の際、お二人はお母様の大好きなクリスハートの手紙をBGMに選びました。
母は、この曲が流れた瞬間、娘を想い、ご自身の母を想ったそうです。
母は、娘に手紙を、書いて来られました。
読めないからと司会者が代読。
笑顔で、回りの皆様に感謝し、心の綺麗なお二人には
心のきれいな親御様・ご家族がいらっしゃいました。
ご友人が書かれたウエルカムボード。
あたたかなご友人がいらっしゃいました。
お二人の新たな記憶に残った日。
そして、私も記憶に残る日となりました。
お二人の人生が晴れ渡りますように。
プランナー 佐藤えみ